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【質問 No. 25679】 contiguity contiguous に対応する動詞 eiji 2024-10-05 10:53:54
「隣接・近接する、連続的」という意味で、contiguity contiguous に対応する動詞はありますか? 

【回答】
 ご質問の contiguous/contiguity が使用される例としては、次のようなものがありますが、これら2つの語に対応する動詞は、特にありません。

1. This agitation is transmitted to the cells <in contiguity with> them.「この振動は、それらに連接する細胞に、伝えられます」

2. The contiguity of a house with a park 「ある家が、公園に、隣接していること」

3. houses <contiguous to> a cemetery「墓地に隣接した家屋」

4. The houses are contiguous to each other.「その両家は、隣接している」

5. California is contiguous with/to Mexico.「カリフォルアは、メキシコと連接している」



【質問 No. 25678】 天候の表現について ムラマツ 2024-10-05 10:37:43
 昨日は、ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。本日も、他愛もない内容なのですが、ご回答、よろしくお願いいたします。

 慣用句の独立分詞構文という単元で、「天候が許せば、〜」を「Weather permitting, 〜」と表現すると習いました。この表現に疑問はないのですが、通常「晴れです」「雨です」などの天候の表現は、It を主語にすると思います。

 ここで質問です。Weather permitting, 〜」を、It permitting, 〜 にしたり、It is sunny.を、Weather is sunny. にすることも、可能なのでしょうか。

 テストなどでは、習った通りの回答をしますが、表現としてありなのか、ネイティブの方が使ったりするのかな、と興味が湧きましたので、質問させていただきました。

 ご回答、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の Weather permitting, とは、If the weather permits, 「もしも、天候が許すならば」という意味の、Weather という「具体的な名称」を使ったもので、If it is fine, のように、「漠然とした天候」を指す It とは、異なり、It permitting, とすることはありません。やはり、そういう場合は、If it is fine, という表現になります。

 一方、The weather is fine. や、The weather is sunny. は可能で、こいう場合の it での言い換えも、可能となります。It is fine today. It was sunny yesterday. などと言うことが、出来ます。



【質問 No. 25677】 【質問 No. 25676】 ムラマツさまの質問及び先生の回答について ヨッシー 2024-10-05 06:16:55
 お邪魔します
 先生に同意見です。

 例えば、新種の動物が発見された場合、第一報として発見場所、大きさ、形状等が報告されるでしょう。(◯◯県山奥で、灰色で小型犬並の4足歩行などと)
 調査が進むにつれて、その種は、肉食、単独行動、凶暴、繁殖期は春秋二回、冬眠なしというような詳細が判明するでしょう。つまり、この場合は、発見が先で詳細は後ということになります。

 しかし、ご質問の天体の場合はどうでしょうか。
 勿論、詳細は時間をかけなければ判明しませんが、「木星と軌道空間を共有し公転周期は、11.6年」程度の情報は発見と同時ということになるのが普通で、むしろ、この程度の情報が観測されなければ、「新天体発見」というニュースに信頼性はないとも言えるのではないでしょうか。
 「ガンが発見されたが、場所は未確定」は速報としては勇み足でしょう。

 本例訳出の際は、特に時系列にこだわるようなことではなく、「理屈にあった」「日本語として違和感のない方」を選べばいいのではないでしょうか。

 出しゃばりご迷惑でしたら、仰って下さい。


【回答】
 今回も、色々と、大切な情報や、知識を交えて、為になるご援助をいただき、ありがとうございました。質問者たちにとっても、役に足ることでしょう。今後とも、よろしくお願いいたします。


【質問 No. 25676】 ある英文の和訳の違いについて ムラマツ 2024-10-04 16:36:33
 英文の和訳についての質問です。下記の英文は、あるテキストの長文問題に登場する1文です。

 The asteroid, known as 2015 BZ509 - "BZ" for short - was discovered in 2014 sharing orbital space with Jupiter and making a circuit of the sun about every 11.6 years.

 この英文の、テキストの「和訳」は、「2015 BZ509(略して「BZ」)として知られる小惑星が、木星と軌道空間を共有しており、約11.6年かけて太陽の周りを一周していることが、2014年に発見されました」となっています。

 これに対して、私は、「2015 BZ509(略して「BZ」)として知られる小惑星が、2014年に発見され、木星と軌道空間を共有し、約11.6年ごとに太陽の周りを一周している」という訳になるのではないか、と考えました。

 GOOGLE翻訳で確認すると、ピリオドなしの状態では、私の考えた訳が、ピリオドありの英文では、テキストの訳が表示されたため、ますます、わからなくなってしまいました。

 そこで、上記の英文の和訳は、どちらが正しいのか、(テキストの訳が正しいのだろうとは、思っていますが)、なぜ、そのように訳すのか、不正解の和訳の方は、どのような英文なのか、の3点について、お尋ねしたいです。

 ご回答、よろしくお願いいたします。


【回答】
 「ご質問の英文の意味は、「2015 BZ509、略して BZ として知られる、この小惑星は、木星と軌道空間を共有し、約11.6年ごとに、太陽の周りを、一周していることが、2014年に、発見された」ということで、ピリオドのあるなしで、という意味は、sharing の前にコンマがあるか、ないかで、訳が異なる、という意味でしょうか?

 私も、この小惑星について、詳しくは知らないので、決定的なことは言えないのですが、この文の was discovered in 2014 sharing orbital space with Jupiter の構文は、He was discovered in 2024 suffering from bad cancer.「彼は、2024年に、悪質なガンを、患っていることが、発見された」の構文と同じ構文であると、考えられます。

 おっしゃるように、この構文では、sharing/suffering といった「現在分詞」の前に、コンマがあれば、継続用法となり、「その結果、~ となった」という風に、非制限的に訳すことが、一般的ですが、ご質問の英文では、これを「継続用法」とすると、舌足らずになってしまうのです。つまり、2014年位発見され、その結果として、木星と軌道空間を共有し、約11.6年ごとに、太陽の周りを一周している」とすると、訳がわからなくなってしまうのです。やはり、「~ していることが、発見された」と訳すのが、理屈に合っていることになるのです。



【質問 No. 25675】 主語を it にするか、you にするか? 英語ビギナー 2024-10-03 14:52:32
 あるところに、次のような例文が載っていました、

1. It sure looks like you've failed.
 「君は、確かに間違いを犯したようだ」と、和訳がありました。

 これを、

2. You sure look like you've failed.
 「君は、確かに間違いを犯したようだ」(君が〜のように見える)

と英訳した時、上の 1. の文章とは、ニュアンスが変わってくるのでしょうか? 又は、誤りなのでしょうか?

 初学者の私には、どちらも、(感じている主語は、違うものの)同じ意味になると思うのですが・・・?

 お教えいただければ、幸いです。よろしくお願いいたします。


【回答】
1. の英文、It sure looks like you've failed. とは、「you に関わる状況が、どうやら失敗したように、見えます」という意味で、状況からの判断を述べる構文なのですが、

2. の英文、You sure look like you've failed. では、「あなたの顔色から、失敗だった様子が窺える」と言う意味で、

どちらも、同じような意味を表しているのですが、一般には、1. の It sure looks like you have failed. という、状況から判断する言い方が、用いられます。もちろん、2. の言い方も、不可能ではありませんが、You が主語の時には、You sure look like <having failed>. のように表現するのが、より自然のように思われます。

 ところで、like と同じ意味を表す as if を使った場合は、You sure look as if you have failed. とすると、実は、あなたは失敗してはいないが、まるで失敗したかのように、見えます、という意味で、like. とは、少々異なるようです。





【質問 No. 25673】 英訳の点検をお願いします。 a student 2024-10-03 09:46:05
 お願いします。

 「彼女は、イギリス海峡を泳ぎ渡ることが出来た、一番若い人だ」の英訳は、下記でいいですか?

 She's the youngest person who could swim the Channel.

 いつも、ありがとうございます。


【回答】
 ご質問の英訳として定着している構文は、次のようなものです。

 She is the youngest person to have swum over the English Channel.

 勿論、質問者の She is the youngest person that could swim over the English Channel. としても良いですが、アメリカ人は、that の代わりに、who を使いたがる傾向があります。



【質問 No. 25672】 break down に「落とし込む」という意味は、あるか? エイゴリラ 2024-10-03 09:38:10
 ビジネス用語で break down は、「抽象的な話を、具体的な案に <落とし込む>」のような使い方をされていますが、英語でも、本当に、このような使い方をするのですか? それとも、これは「和製英語」のようなものですか?

【回答】
 英語の break down には、色々な意味がありますが、「一つの大きな塊を、いくつかの小さな塊に、細分化する」という意味があり、This sentence can be broken down into three clauses.「この文は、三つの節に、細分化(分ける)ことができます」などのように、使われます。ご質問は、「彼のスピーチは、5つの問題に、落とし込むことができます」などと言いたい場合は、His speech can be broken down into five problems. などのように、言うことは出来ます。その他、より具体的な、日本文があれば、教えてください。


【質問 No. 25671】 While the use of artificial satellites in weather forecassting ... について zoro 2024-10-03 09:12:56
 ご回答、ありがとうございました。本日、2件目となりますが、Eyes in the Sky からの、質問を、よろしくお願い致します。

 While the use of artificial satellites in weather forecasting and broadcasting is widespread today, < one rather > surprising application has arisen in the financial world.

(私訳)「天気予報と、ラジオ、テレビの放送における、人工衛星の使用が、今日、広く普及している一方、金融界に、むしろ驚くべきアプリケーションが、現れた」

@ one とは、artificial satellites を受けて、「そんなようなもの」という、意味になるのでしょうか?

A rather は、副詞で、「それよりむしろ」と訳して良いですか?

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「今日では、天気予報や、放送における人工衛星の使用が広く普及していますが、金融界では、一つの、むしろ驚くべき用法が、生まれています」ということで、

@ の one とは、artificial satellites ではなく、one (rather surprising) application という構造で、one は、application の「形容詞」で、「一つの応用」という意味です。また、rather
surplising とは、「むしろ、驚くべき」という意味で、application を修飾しています。

A rather は、「むしろ、どちらかと言えば」という意味の副詞で、ここでは surplising を修飾しているのです。



【質問 No. 25670】 修辞的疑問文(Rhetorical Question) 以外に考えました ヨッシー 2024-10-03 06:52:22
 お世話になります。
 お目付け役だと言われると、質問しにくいのですが、、、。

 <No. 25664>関連
 設問
 Extraordinary young leaders who are redefining our communities for the better. The world has a lot of problems, and who better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference.

 先生訳「私たちのコミュニティーを、より良い方向に再定義している、並外れた若いリーダーたち。世界には、多くの問題がありますが、真の変化をもたらすために、時間とエネルギーを持つ若者以上に、問題を解決できる人は、いないでしょう」
また、「ということで、この英文全体の中で、主語と述語を備えた、ちゃんとして文は、The world has a lot of problems だけで、最初の文と、最後の and who 以下の文は、主語と述語を備えていません。」に同意します。

 私がこれを読んだとき、これは熟達したnativeが書いたものか、どうか確信が持てませんでした。

 私が書くとすれば、<>部を挿入して、
The world has a lot of problems, <therefore those> who <is> better to fix them than a young person with the time and energy <could> make a real difference.
ではないかと解釈いたしました。
 ご意見をいただければありがたいです。

 便乗型質問で申し訳ないです。


【回答】
 ヨッシーさんが、書き換えれた英文の意味は、「世界には、たくさんの問題が存在しますが、それゆえに、時間とエネルギーを持った若者よりも、これらの問題をより良く改善出来る者が、真の改革を行うことができるだろう」ということになり、この言葉の前提として出された、若者への期待とは、そぐわない内容となってしまします。

 それよりは、私が提唱している、修辞学的疑問文の who is better to fix them than a young person with the time and energy to make a real difference? 「本当の改革を成し遂げることができるためには、時間とエネルギーを持った若者以上に、これらの問題を、よりよく改善出来るのは、誰だろうか?」という解釈の方が、コンテクストに、合致しているように、思うのですが、いかがでしょうか?

 一つ、ヨッシーさんのお言葉の中に、「これは熟達した native が、書いたものか、どうか」という言葉に接し、私も、同じような疑問を持ちました。その理由は、最初の書き出しでは、「私たちのコミューニティーをより良いものに改善しようとしている並外れた、若いリーダーたちがいる」と発言しているのに、who better to fix them than <a young person> with the time and energy to make a real difference の中で、a young person としている点です。ここは、どうしても、young persons と、複数形にしないと、辻褄が合わないように思われます。こういう点を勘案してみると、これは、non-native が書いたもののようにも、思われてなりません。



【質問 No. 25669】 英語の sensei の意味について naka 2024-10-02 18:30:52
 英語の sensei を辞書で引くと、a teacher of karate or other martial art (= a traditional Japanese or Chinese form of fighting or defending yourself) と、あります。英語話者には、sensei は、「学校の先生」ではなく、「武術の指導者」という認識ですか?

【回答】
 「先生」という言葉が、英語圏、その他で、外来語として使われていることは、承知していましたが、柔道や、空手といった、特殊の分野での「指導者」という意味で使われているようです。実を言うと、「先生」という言葉を、「広辞苑」で引いてみると、面白いことがわかります。

 「先生」という言葉は、1. 学徳の優れた人。自分が私事する人、また、その人に対する敬称。
2. 学校の教師。3. 医師、弁護士など、指導的な立場にある人に対する敬称。5. 他人を、親しみ、または、からかって呼ぶ言葉、とあります。これらのうちで、海外で、武道などを教えた人が、「先生」と呼ばれたことから、外来語となったものと思われます。

 因みに、日本人でも、職業としての「教師」を、「先生」と呼ぶことで、子どもたちは、「将来は、先生になりたいです」などと言いますが、正しくは、「私は、将来は、先生になりたいです」などと言うのは間違いで、「私は、将来は、学校の先生になりたい」と言うか、「(学校の)教師になりたい」と言うのが、正しいことになるのです。英語で言うときは、I want to become a school teacher in the future. となります。



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