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【質問 No. 23430】 Beyond that temperature increase について 平野眞次 2023-11-17 14:18:23
 毎度、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 In a little more than five years -- sometime in early 2029 -- the world will likely be unable to stay below the internationally agreed temperature limit for global warming if it continues to burn fossil fuels at its current rate, a new study says. The study moves three years closer <the>(→to the) date when the world will eventually hit a critical climate threshold, which is an increase of 1.5 degrees Celsius since the 1800s. Beyond that temperature increase, the risks of catastrophes increase. (From AP)

 この文章の中で使われている、Beyond that temperature increase、ですが、
1. これは、beyond が前置詞で、that temperature increase が名詞でしょうか。
2. それとも、Beyond が前置詞で、that が名詞で、temperature が主語で、increase が動詞でしょうか?

 ご教授のほど、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の Beyond that temperature increase は、1. の解釈で結構なのですが、that temperatue increase は、「名詞」ではなく、「名詞句」と呼ぶのが正しい呼び方になります。つまり、ここの意味は、「その気温増加を超えると、大災害のリスクが増加します」ということになります。


【質問 No. 23427】 文構造について Ayaka 2023-11-17 08:47:19
 次の3文目の文構造を、教えていただきたいです。

 But why do staff leave frequently in many hotels?
 Of course, many hotel jobs, such as cleaning, are low-skilled and are not well-paid.
 A lot of managers think it's this and the long hours that are the main causes of high staff turnover.

 時々、利用させていただいております。いつも、ありがとうございます。


【回答】
 ご質問の3文目の文の意味は、「多くの支配人は、スタッフの離職率が高い主な原因は、このこと(技術を要せず、低賃金であること)と、長時間労働であること、と考えています」ということで、A lot of managers think (that) の後の文構造は、it is ~ that ... 「... であるのは、~ である」という、「仮主語」(it)、「真主語」(that ...) から成る強調構文なのです。


【質問 No. 23426】 perceive the way it does について 毛利 2023-11-17 06:31:20
 【質問 No. 23422】 の A について、perceive the way it does の the way it does は perceive の「目的語」で、名詞句ですか。よろしくお願いします。

【回答】
 ご質問の the way it does の the way は、いわゆる「副詞的目的語」で、<in> the way it does という風に、in を補って「副詞句」とします。「脳が知覚する、その方法において」ということから、「脳がモノを知覚する、そのやり方で」という意味になります。


【質問 No. 23425】 比較について kazu 2023-11-17 06:23:33
 大変、お世話になっております。

1. He is taller than I. 「彼は、私より背が高い」
2. This book is more interesting than that one. 「この本は、あの本よりも面白いです」

 1. と 2. を直訳した場合の訳と、taller のように、「er」が付く場合と、more interesting のように、「more」 が付く場合の、見分け方について、教えて頂けますか? お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の訳は、どちらも合っています。ただ、2. の than that one の one とは、「不定のもの」を指す代名詞で、ここでは、This book に対して、that one は、that <book> の代わりに、one を使ったものなのです。
 なお、「比較級」、「最上級」の作り方は、「1音節語」は、原則として、-er, -est をつけまうが、「2音節と、それ以上の音節」を含む語には、more ~, the most ~ がつきますが、例外もあるので、参考書の「比較級」の項で、調べてみてください。



【質問 No. 23424】 on pain of death とは? enigma 2023-11-16 15:39:38
 He was one of <first nom-Muslim>(→the first non-Muslim) Europeans to make the pilgrimage to Mecca and Medina. Non-Muslims weren't allowed, on pain of death, and so he had to adopt various disguises.

 on pain of death の訳し方が、分かりません。よろしくお願いします。



【回答】
 ご質問の on pain of death を含む英文の意味は、「非イスラム教信者は、巡礼に参加すれば、死刑の刑罰を受けるので、彼は、様々な偽装を採用しなければならなかった」ということで、on pain of death とは、「死の刑を受けて」ということから、「参加すれば、死刑になるので」という意味になります。pain は、「刑罰」という意味の古語なのです。


【質問 No. 23423】 anyone について ぽん 2023-11-16 15:27:04
 いつも、お世話になっております。TOEIC対策問題からの質問です

 (       ) interested in attending the seminar should register early because there is a limited number of seats.
 a) whoever b) anyone c) other d) whom

という問題で、私は、a) を選びましたが、解説には、whoever の場合、whoever is interested in ~ という風に、直後に「述語動詞」 is が続かなければならないので、「不可」と書いてありました。なぜ、anyone の場合は、述語動詞が続かずに、interested in ~ となるのでしょうか?  ご教授ください。

 よろしくお願いします。


【回答】
 a) の whoever とは、anyone who ..., any people who ... 「... する人は(誰でも)」という意味の「複合関係代名詞」なので、これを使う場合は、Whoever <is interested> in attending ... という風に、Whoever の後に is が必要になります。ところが、b) の Anyone を選べば、Anyone (who is) interested in attending ... という風に、過去分詞の interested を「後置修飾語」の過去分詞として、「参加することに興味がる人は、誰でも」という意味になるのです。


【質問 No. 23422】 比較級と省略について 毛利 2023-11-16 15:07:21
 The death that we all fear is less the death of the body and more the death of perception, as many of us would be quite happy to know that after “bodily death” our ability to engage in <perception of world>(→the perception of the world) around us continues. This is because perception is what allows us to experience life itself; to see it as alive. Yet most of us don’t know how and why perceptions work, or how and why our brain evolved to perceive the way it does.

@ 一文目の “less ~ and more ~” の部分の比較級は、He is less tired than sleepy. 「彼は、疲れているというより、むしろ眠いのだ」と同じ使い方をしていますか。

A 最終文の最後の部分の to perceive the way it does は、perceive と the way の間に、何かが省略されているのでしょうか。また、この場合の it と does は、何を指しているのでしょうか。

 以上、よろしくお願いいたします。


【回答】
@ の less ~ and more ~ の用法は、He is <less> a teacher and <more> a scholar. の構造で、less と、more は、共に「副詞」で、「彼は、教師であるよりも、学者だ」(= He is more a scholar than a teacher. または、He is a scholar rather than a teacher.)という意味になります。

A perceive the way it does とは、「それ(脳)が、如何に、そうする(認識する)かを、認識する」という意味で、the way の後には、関係副詞の how が省略されているのです。しかし、現代英語では、how を関係副詞として使うことは廃れてしまって、the way (that) ... または、the way in which で言い換えられるようになっています。例えば、「彼は、こういう風に、私に、微笑みかけた」を英訳すると、This is <how> he smiled at me. となりますが、より一般的には、This is <the way> he smiled at me. と言います。



【質問 No. 23421】 データとして「保存する」について oka 2023-11-16 12:21:28
 「プロジェクトに関する書類は、このフォルダー*に保存すること」を、英訳する場合、(*紙ではなく、サーバー上のフォルダーに、という意味です)、次のうちの、どれが最適でしょうか?

 Documents related to the project should be stored/saved/retained in this folder.

 これら以外に、最適な候補があれば、教えてください。


【回答】
 私は、専門家ではないので、詳しくはわかりませんが、通常、次のように、英訳すると思います。

 Documents related to (or, concerned with) the project should be stored (or, filed) in the designated folder.

 「プロジェクトに関する文書は、指定されたフォールダーに、保存すること」



【質問 No. 23420】 比較について kazu 2023-11-16 08:38:45
1. He is <not> as tall as I. 「彼は、私ほど背が高くない」
2. He is <not>so tall as I. 「   ?          」

 2. の訳と、ここで使われている so の品詞と、使われ方を、教えて頂けますか? お願いいたします。


【回答】
1. は、伝統的な文法感からは、間違い、とされてきましたが、最近では、このような用法が一般化しつつあり、間違いとは言えない状態になっています。その際、正式の not so tall as I の「否定用法」に対して、強調用法として認められてきています。それは、また、私が背が特別に高い場合で、彼は、それほどの高さはない、という意味にもとれるのです。

 結論として、1. は「略式」(Informal use)で、「彼は、私ほどは、背が高くない」という意味で使われ、2. が「正式」(Formal use)な用法となり、その意味は、「彼は、私ほど、背が高くない」という、通常の否定文となります。

 なお、as ~ as ... の as と、so ~ as ... の so は、両方とも「副詞」で、後ろの as は「接続詞」となります。



【質問 No. 23419】 比較について kazu 2023-11-15 19:05:16
 大変お世話になっております。寒暖差で、体調を崩さないように、無理をされないように、頑張ってください。

1. He is as tall as I. 「彼は、私と同じくらい、背が高い」
2. He is so tall as I.

 1. と 2. は、同じ意味の文ですか? それとも何か、違うのでしょうか? 教えて頂けますか?

 お願いいたします。


【回答】
 1. の意味は、おっしゃる通りですが、2. は、He is <not> so tall as I. という風に、so は、否定文で使われるのです。


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