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【質問 No. 23399】 hear of ~と、hear about ~ の違いについて のん 2023-11-13 18:46:31
 いつも、お世話になっています。

 「そんなことは、今までに一切、聞いたことがない」
 I've never heard (      ) such a thing.
 
 空欄に入るのは(of)なのですが、about は不自然でしょうか?


【回答】
 ご質問の hear about ~ は、「~ について、詳しく聞く」という意味ですが、hear of ~ と言うと、「噂などとして、聞く」という意味で、about ほど「詳細に」という意味はありません。


【質問 No. 23398】 他動詞 stay について 毛利 2023-11-13 18:40:32
 One of the benefits of staying with a morning exercise routine, she adds, is that you are less likely to cancel. Morning exercisers are more consistent, she explained. “So many of us have competing demands in our day, so if we leave it to the evening, we might not follow through.”
 Staying the course is important to keep sleep benefits in place. “They have to keep it up,” Youngstedt said. “I think it helps to have a consistent schedule, so figure out what works best for you and then stick to it.

 第二段落の冒頭の、stay the course について、この場合の stay とは、どのような意味でしょうか。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の stay the course とは、「(レースなどで) 最後まで続ける、最後まで頑張る」という、一種の熟語で、最初の文の staying with a morning exercise routine の stay with ~ と同じ意味を表しているのです。


【質問 No. 23397】 「第2文型」を排除する理由について YT 2023-11-13 15:18:54
 The man's hand is behind the ceiling.

 この英文を、どうして「第2文型」に解釈しては、いけないのでしょうか。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「その人の手が、天井裏にある」ということで、文型は、[The man's hand](S) is(V) [behind the ceiling](M). から成る「第1文型」(S V)となりますが、それでは、意味が十分に伝わらないだろうとして、behind the ceiling を「準補語」として、「第2文型」(S V C) と分析することも、可能ですが、学校文法などでは、この分析は、認められていません。


【質問 No. 23396】 動名詞と不定詞について kazu 2023-11-13 15:09:14
@ 動名詞と不定詞の、どちらでも意味が同じになる、動詞の主なものの中で、can't bear を使った場合の例文を教えて頂けますか? お願いいたします。
A 一方、目的語が動名詞か不定詞のどちらかによって、意味の異なるものとして、
1. 「ドアを閉めた覚えがある」
2. 「忘れずに、ドアを閉める」

1. と、2. を、それぞれ英文にすると、どうなるか、教えて頂けますか? お願いいたします。


【回答】
@ I can't bear seeing/to see people killing each other. 「私は、人間が人間を、お互いに殺し合っているのを見るのに耐えられません」

A 1. I don't remember <shutting> the door. 「私は、ドアを閉めたことを、覚えていません」
  2. Please remember <to shut> the door. 「どうか、ドアを閉めるのを、忘れないでください」



【質問 No. 23395】 「No. 23389」について(異見あり) ヨッシー 2023-11-13 14:45:07
 お世話になります。「No.23389」について、質問と、異見があります。

I: I stopped to smoke. 「私は、タバコを吸うために、立ち止まった」

 この文についてですが、「タバコを吸うために(それまでにしていた何かを)止めた」と解釈しては、おかしいでしょうか。つまり、英文としては、少し不完全ではないかと思えるのですが・・・。そこで、次のような英文を作ってみましたが、正しいでしょうか。
 I stopped reading the newspaper <to smoke>. But as I remembered having quit smoking since last month, I did not.

II: 先生の回答の中で、次のくだりがあります。

 <@ 目的語に、動名詞と、不定詞の、どちらでも意味が同じになる動詞の主なものは、begin, come, continue, fear, forget, hate, intend, like, love, neglect, prefer, propose, regret, remember, start, try, can't bear などがあります。>
と説明がありますが、次に、
 <A 一方、目的語が、動名詞か、不定詞のどちらかによって、意味が異なるものは、以下の例のようになります> として、remember, try, begin の3例を上げています。@ では「意味が同じになる」、A では「意味が異なる」としていて矛盾しています。

 形、即ち、「動名詞」か、「不定詞」かが異なれば、意味も異なると考えるのが尋常だと思います。つまり、「どちらでも、意味が同じになる動詞」はない、と私は考えているのですが、いかがでしょうか。

III: また、remember を用いた例文は、どちらも不定詞を用いています。これはケアレスミスでしょうが、一応ご指摘差し上げます。

 よろしくお願いします。


【回答】
I: I stopped <to smoke>. は、「私は、タバコを吸うために、立ち止まった」という意味で、to smoke は、stopped の「目的語」ではなく、「~ するために」という目的を表す「副詞用法」の不定詞で、短いだけで、よっしーさんの作られた英文の to smoke と、全く同じ用法なのです。

II: @ は、例えば、begin は、形の上では、begin to run と、begin running とすることが可能な例として挙げたつもりなのです。一方、A は、remember <doing> と、remember <to do> は、意味が異なる動詞の例として挙げたもので、begin to run の例で言えば、「走り始める」という意志を表しますが、 begin running は、「ひとりでに、動き出す」という意味で、ここには、意志が含まれていない、という点で、意味が異なる、と説明したかったところです。やや言葉足らずになってしまったことは認めなければなりません。なお、ヨッシーさんは、動名詞を取ろうが、不定詞を取ろうが、意味が同じになる動詞はない、とおっしゃっていますが、ここでは、目的語に、動名詞を取るか、不定詞を取るかによって、動詞の意味も変わり得る、ということを述べているので、矛盾はしていないと思います。

III: なた、remember については、remember <to shut> the door は「ドアを、忘れずに閉める」という意味であるのに対して、remember <shutting> the door とは、「ドアを閉めたことを覚えている」という意味になることを、説明したはずですが、同じ to shut としてしまったので、訂正しておきました。

 色々と、ご意見を、ありがとうございました。今後、言葉遣いには、十分気をつけて行きたいと思っております。どうか、ご理解を賜りますよう、お願いします。



【質問 No. 23394】 「Have O 名詞」の構文でしょうか? やまたん 2023-11-13 11:00:14
 I’ll have him a good teacher before long.

という例文を見かけたのですが、「have O 名詞]という構文が見当たらないので、いささか奇妙な文章だと思いました。「have O 名詞」という文章は、存在するのでしょうか?


【回答】
 ご質問英文の意味は、I'll get him a good teacher before long. 「彼に、よい先生を、探してあげよう」ということで、have がこのように使われることもあるのです。She got me a good camera. 「彼女は、私に、よいカメラを買ってくれた」などの例もあります。


【質問 No. 23393】 関係代名詞の省略 yhr 2023-11-13 10:51:07
 急に冷え込んで参りましたが、木村先生におかれましては、お変わりないでしょうか。久々に、以下のナショナルジオグラフィックの記事からの引用文について、教えてください。

 She's preparing a traditional meal from her home state of Guerrero, a meal as ancient as the Chichimec tribe and possibly never seen in this part of Illinois. The closest one could get to describing it would be tamales. But only if one were to toss away the masa and the corn.

 二つ目のセンテンスの one と could の間に、「関係代名詞 that」 が必要かと思われますが、いかがでしょうか。
 
 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の The closest one could get to describing it would be tamales. とは、「それを人が説明し得る最も近いものは、(メキシコ料理の)タマレということになるでしょう」ということで、この文の構造は、[The closest (that) one could get to (in) describing it](S) [would be](V) tamales(C). というもので、one は「総称としての人」を表し、could get to describing it とは「それを説明することにおいて、達し得る the closest explanation (最も近い説明)」という意味になります。


【質問 No. 23392】 provide の受動態の文型について Allyson Trippler 2023-11-13 10:24:25
 こんにちは、初めまして。以下の文章の文型について、質問があります。

 Employees are provided a safety helmet which they should keep for the length of their employment at Kramer Industries.

 which 以下は、helmet の説明なので、「S V O」の「第3文型」だと思ったのですが、友人からは、「受動態のため、「第3文型」なら O が「主語」になって、過去分詞の後に「名詞」は来ないので、「第4文型」としか捉えられないはず」と言われました。お手数ですが、こちらの文の文型について、ご解説をお願いできますでしょうか?

 どうぞよろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「従業員は、クレーマー工業社での雇用期間中保管しなければならない安全ヘルメットを提供されます」ということで、この文は、「受動態」の文なので、文型を考える際には、元の「箔ョ態」の文に戻してからでないと、正しい国「を捉えることができません。元の文は、

 [Kramer Industries](S) provides(V) [their employees](O2) [a safety helmet which they should keep for the length of their employment](O1).

の各要素から成る「第4文型」の文となります。ところが、この文には、「目的語」が2つあるので、「受動態」の文に変換すると、次の2つの「受動態」の文が生成されます。

1. Employees are provided (with) a safety helmet which they should keep for the length of their employment at Kramer Industries. → Employees(S) are(V) provided(C) [with ... Industries](M).
2. A safety helmet is provided (to) the employees at Kramer Industries which they should keep for the length of their employment. → [A safety helmet](S) is (V) provided(C) [to ... employment](M).

 従って、1. の Employees を主語にした文も、2. の A safety helmet を主語にした文も、共に、「第2文型」(S V C)になることになります。その結果、1. の 「残留目的語」と呼ばれる a safety helmet も、同じく「残留目的語」と呼ばれる 2. の employees も、受動態の文の中では、副詞句とせざるを得なくなるのです。つまり、「S V O O」の文を「受動態」にした場合は、「S V O」 の文でも、「S V O O」 の文でも無くなり、「S V C」の文になるわけです。「能動態」の文を、「受動態」の文に変換すると、元の文構造ではなくなるのです。
 




【質問 No. 23391】 see の意味について Brian 2023-11-13 06:24:08
 以下は、「睡眠の質は、適度な運動によって上がる」という内容に続く英文です。

 Other studies show that people who exercise less than the recommended amount, and those who go way beyond in time and intensity, see moderate benefits.

 ここでの see の意味を教えてください。よろしくお願いします。 


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「その他の、複数の研究では、推奨量未満の運動をする人と、時間と強度を大幅に超えて運動する人には、中程度の効果が見られることが、示されている」ということで、運動を少ししかやらない人と、運動を人一倍やる人の効果は、ほとんど同じ効果になる、ということを述べているのです。ご質問の see とは、「中程度の効果を見る」ということから、「中程度の効果を得る」または、「中程度の効果が見られる」という意味になります。


【質問 No. 23390】 in which にかかる単語について aki 2023-11-13 06:08:13
 いつも、ありがとうございます。本日の質問も、お願いできましたら、幸いです。

 Today I seem to have settled into a more integrated lifestyle, one in which I weave in and out of my three languages and the various worlds they are attached to.

という文章がありました。この one は、恐らく lifestyle のことかと思いますが、この in which の in は、どこから来ているのでしょうか? ご教授頂きたいです。宜しくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「現在、私は、より統合されたライフスタイルに落ち着いているようです。その(ライフスタイル)の中で、私は、3つの言語と、それに付随するさまざまな世界を織り交ぜながら、生活しています」ということで、one は、おっしゃる通り、lifestyle を受ける不定代名詞で、in which の先行詞は one (=lifestyle) なので、in は、in that lifestyle 「そのライフスタイルの中で」の「中で」に相当する前置詞で、He lives in that strange lifestyle. 「彼は、あの不思議なライフスタイルの中で生活している」における in なのです。


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