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【質問 No. 22349】 insist の用法について 美波佐知子 2023-07-17 05:44:57
 いつも感謝しております。

 高校の英語の文法で、「仮定法現在」というのがあり、「... しろ!」の意味の動詞は、「時制の一致」にならず、should do、 または、do(動詞の原形)になると習いました。

 しかし、insist の単語は、「要求する」と、「主張する」の意味があり、「要求する」の意味の場合は、「... しろ!」形なので、仮定法現在で、He insisted that she <come> to the party. と原形動詞になるけれど、「主張する」という意味の場合は、「仮定法現在」ではなく、「時制の一致」になるという風に、あやふやです。

 insist that ... で、「時制の一致」になる場合の例文、を教えていただけませんか?


【回答】
 おっしゃる通り、insist が「~ であることを、主張する」という意味で使われるときは、

1. He insisted that he <was> innocent. 「彼は、無罪である、と主張した」

という風に、that節内の動詞は、「時制の一致」のルールに従いますが、insist が 「... であることを、要求する」(=demand) という意味で使われるときは、アメリカ英語と、イギリス英語で、異なります。

2a. The judge insisted/demanded that the defendant <be> quiet. 「裁判官は、被告人は、静かにするように、要求した」(仮定法現在) → アメリカ英語

2b. The judge insisted/demanded that the defendant <should be> quiet. (助動詞shouldを含む「仮定法現在) → イギリス英語



【質問 No. 22348】 訳について on my way 2023-07-16 14:05:09
 こんにちは。いつも、お世話になります。質問があります。

 Who most <likly>(→likely) is the man?

 この文の訳が、「男性は、おそらく何をしている人ですか」とあるのですが、「男性は、おそらく誰ですか?」では、だめでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「その男は、最も高い確率から(=恐らく)、誰だと思いますか?」ということで、Who is the man? には、「彼は、誰か?」という一般的な意味と、「その男は、一体、何者か?」という意味もあるので、文脈から、どちらの意味で使われているかを、判断することになります。


【質問 No. 22347】 疑問副詞 where について mayrtyrs 2023-07-16 10:04:47
 疑問副詞の where について、質問です。

1. Where do you live in?
2. Where do you live?

 上の 1. と、2. では、どちらが正しいのでしょうか? where は「副詞」なので、後ろが完全文になるはずなので、in は、いらないの思ったのですが、どうなのでしょうか? Where does it come from? という文を見て、前置詞を残すのかどうか、すごく気になりました。


【回答】
 おっしゃる通り、where は「疑問副詞」で、「副詞」の一種なので、in などの前置詞は、必要ないと思いがちですが、「どこへ?」、「どこに?」と聞く場合には、完全に副詞なので、Where do you live? Where are you going? のように、前置詞を必要としないのですが、「どこから」という意味の時の where は、一種の「疑問代名詞」扱いとなり、Where do you come from? 「あなたは、どこから、来ましたか?」という風に、前置詞 from が必要になるのです。


【質問 No. 22346】 倒置が起こる理由について かずや 2023-07-16 05:40:32
 お世話になっております。

 Not only did he make a lot of new findings, but he also founded an organization for the purpose of preservation of historical sites.

 この英文について、質問が2つあります。

1. なぜ、did he のような倒置が起きるのでしょうか?

2. but also の間に、he が入る理由がわからないです。

 ご教示いただけると、助かります。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼は、多くの新しい発見をしただけでなく、彼は、また、史跡の保護の目的のために、団体を設立した」ということで、

1. 本来、文中にあるべき「副詞句」(not only)などが、“強調”のために文頭に出されたので、「主語+述語」が、「述語+主語」という“逆”の位置に変えられることを、「倒置法」(Inversion)と言います。ご質問の英文は、本来ならば、He <not only> made a lot of new findings という風に、made の前に置かれる not only が、強調のために文頭に出されたために、<Not only> did he make という風に、主語の前に助動詞 did を添えて、「主語→述語」の語順を「述語→主語」変えたものなのです。

2. but also は、通常は、くっ付いているのですが、but の後に、主語(he)が置かれると、also は、主語の後に置かれるのが、普通の語順になります。勿論、<but also> he founded ... という風に、しても間違いにはなりませんが・・・。さらに言えば、but の後では、前半と同じ“並列”のパターンであれば、後半の文では、主語を繰り返す必要はなく、but (   ) also founded ... とするのが一般的なのです。



【質問 No. 22345】 「英語見習い」さんへ 見るに見かねた者から 2023-07-14 15:32:00
 「先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします」ではじまる、愚問連発のお方へ。

 いい加減にしては如何? 大岩某の本よりも、現在は、小学校から英語教育がはじまっているそうだから、その教科書レベルから始めるべきでしょう。今回の問題にしても、

 We used to go fishing in the lake.

で、なぜ、to the lake ではないのか、との質問ならば、(程度の低さは変わらないけれど) まあ、英語見習いレベルでの質問としてはゆるせるかも。あなたは、本当にレベルが低すぎます! あなたは、英語以外のことに興味をシフトさせたほうがいいと思います。人生は有限です。時間の無駄! 先生の困惑する様子が目に浮かびます。


【回答】
 「見るに見かねた者」さんへ、

 私に対するお気遣いからの投稿と思われますが、毎回、寄せられる質問を見ていると、確かに、一体、そんなことを知って、何になるんだろうか、と訝(いぶか)ることも多いですが、言われてみると、極めて基本的な質問で、時には、どう答えていいか、迷ってしまうこともあります。「英語見習い」さんにしても、止むに止まれぬ思いで、恥ずかしい質問をしてくれているのだと、思って、お付き合いしています。

 そうは言っても、今回の質問、We used to go fishing in the lake. の構造分析など、私でも難しく感じました。私としては、なんとか回答をださなければ、という思いで、お答えしました。果たして、これで正解かどうかは、本音では自信がありません。ご意見がありましたら、どうかお助けください。



【質問 No. 22344】 We used to go fishing in the lake. について 英語見習い 2023-07-14 12:14:03
 先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします。 

 大岩秀樹著「大岩の、一番初めの英文法」(p. 74)に、次の英文があります。

 We used to go fishing in the lake. 「私たちは、昔、よく湖へ釣りに行ったものでした」〈過去の規則的習慣〉

 fishing が、名詞なのは、わかります。go が何品詞なのかが、わかりません。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の構造は、We(S) [used to](助動詞) [go fishing](V) [in the lake](M). から成る「第1文型」で、used to は、ought to などと同じく、「助動詞」で、go fishing は、1種の成句と考えるのが自然でしょう。


【質問 No. 22343】 関係副詞について よしこ 2023-07-14 10:09:24
 いつも、ありがとうございます。

 関係副詞の when は、「前置詞+which」 に書き換えられる、と参考書にあります。では、次のような文章は通用しますでしょうか?

A) Tuesday is the day when the garbage truck comes.
B) Tuesday is the day on which the garbage truck comes.

 通常は、A から B への書き換えですが、C の書き換えは、可能なのか、と疑問に思いました。

C) Tuesday is the day which the garbage truck comes on.

 宜しく、お願い致します。


【回答】
 おっしゃる通り、関係副詞を含む A) を、B) のように、「前置詞+関係代名詞」で書き換えることは可能で、on which の形は、やや堅苦しい感じがするので、口語体では、C) のように、前置詞を文末に持っていく方が普通です。但し、その際は、関係代名詞を省略して、Tuesday is the day the garbage truck comes on. とするのが、より自然です。


【質問 No. 22342】 My boss told me to の to の役割について よしこ 2023-07-13 14:24:40
 いつも、ありがとうございます。

 I find it difficult to get the work done in two hours as my boss told me to.

 こちらの文章で、最後に to がありますが、to の役割がよくわかりません。下記の、2つの内容を一つにしているのかと思うのですが、to が、なぜ、残るのか教えてください。

 My boss told me to do the work in two hours. I find that it is difficult.

よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「上司に言われたように、その仕事を2時間で終わらせるのは、難しいと感じます」ということで、「上司に言われたように」とは、何を言われたかを考えると、その仕事を2時間で終わらせること、ということなので、as my boss told me to [get the work done in two hours] の to は、その後に、括弧内の言葉が省略されていることがわかります。このように、to は、「代不定詞」と呼ばれる用法で、不定詞の代わりを務める働きがあるのです。例えば、「食べたくなければ、食べなくてもいいですよ」を英訳すると、You don't have to eat it <if you don't want to>. とすることができるのです。この場合の to は、to eat it の eat it が省略されているわけで、これが「代不定詞」と呼ばれるものなのです。


【質問 No. 22341】 You had best not sit up late at night. について 英語見習い 2023-07-13 13:35:38
 先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします。

 大岩秀樹著「大岩の、一番初めの英文法」(p. 73)に、次の英文があります。
 
 You had best not sit up late at night.
 「(君は)、夜更かし、しないのが、一番よい」(夜更かし、すべき、ではない)

 この文の構造がわかりません。 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の構造は、You(S) [had best not](助動詞) sit up(V) [late at night](M). の各要素から成る「第2文型」となります。had best は、had better という助動詞の最上級で、「~ するのが、一番よい」という意味を表します。なお、late は「遅くまで」という意味の「副詞」です。


【質問 No. 22340】 文の解釈について on my way 2023-07-13 05:47:11
 前回は、知らなかった知識を、新たに得ることができました。ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

1. An English woman had to wait more than 30 years for an answer to her letter.
 「あるイギリスの女性は、手紙の返答に、30年以上待たなければなかった」

 ここで、 more than 30 years  は「副詞句」と考えてよろしいでしょうか。例えば、 I waited <30 minutes> for my friend. の 30 minutes のような「時」を表す数字の塊は、基本的に「副詞句」と考えてよろしいでしょうか。

2. I can't wait to see the letter I wrote.
 「私が書いた手紙を見るのが、待ちきれない」

 こちらの to see the letter は、wait を説明する不定詞の「副詞的用法」と考えているのですが、 wait を「他動詞」と考えて、その「目的語」と考えることは、可能でしょうか?



【回答】
1. の more than 30 years は、「30年以上」という「名詞句」ですが、英語では、「時間や、距離」などを表す「名詞句」は、「副詞的対格」(=副詞的目的格)として、「副詞句扱い」になるのです。従って、more than 30 years は、for more than 30 years 「30年以上にわたって」という意味の「副詞句」となるのです。

2. I can't wait to see the letter I wrote. における wait は「他動詞」で、to see は、その「目的語」となっているのです。



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