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【質問 No. 22219】 英文の構造について(再再再度) アンアン 2023-06-25 18:13:49
 「質問 NO. 22215, No. 22216」 について、再度質問です。申し訳ございません。先程のご解説、ありがとうございました。

 It's never too late to be who you might have been.

 この古い who の使い方は、現代語では用いないとの理解でよさそうですね。(参考書には、シェイクスピアが引用されていましたが、19世紀でも、この言い回しがされていたのですね!) ご解説いただいたように、英文解釈などでは、あまり出題されそうにありませんね。

質問:
@ 英作文の問題で、「あなたがなれたかもしれない人になるのに、遅すぎることはない」を和訳(→英訳)せよ、という問題が出た場合、これと同じ文を書いたら、減点されるものでしょうか。一応、間違いではない、との判断で、〇になりそうでしょうか? △か×の可能性もありますか?

A また、この問いに、ベストの回答となる英文はどうなりますでしょうか? (what か、one who などを使うのでしょうか?)

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
@ 先ず、このような問題が出るとは思われませんが、ことわざのようにして、この答えを書いた場合は、現代英語としての英作文としては、減点されることでしょう。

A の正解として、私なら、It's never too late for you to become the person you might have become. とするでしょう。



【質問 No. 22218】 I will visit Europe this summer. について 英語見習い 2023-06-25 15:54:43
 先生、こんにちは。いつも、ありがとうございます。今日も、よろしくお願いします。

 大岩秀樹著「大岩の、一番初めの英文法」 (p. 49 )に、次の英文があります。

 I will visit Europe this summer.
 「私は、この夏、ヨーロッパへ、行く予定だ」

 この文の、visit が、他動詞で、Europeが、目的語ということは、わかります。疑問点は、和訳の、ヨーロッパへの、「へ」 の部分です。目的語の訳し方は、「を」、と、「に」、の2つと思うのですが、ヨーロッパへの、「へ」は、例外的な和訳なのでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文を直訳すると、「私は、今年の夏に、ヨーロッパを、訪れるつもりです」となり、「目的語」は「を」で表されていることになります。しかし、大岩さんの訳では、visit を「~ へ行く」としているので、目的語を表す「を」ではなくなっていますが、これは、文全体を日本語に訳す時の問題で、日本語では、目的語を表す時に、「へ」を使うということなのです。他の例を挙げますと、I will reach New York tomorrow. の場合は、英語では reach は「他動詞」ですが、日本語にすると、「私は、明日、ニューヨークに着きます」となり、目的語に「に」が使われます。ですから、英語を訳す時には、日本語として一番自然な訳が大切なので、このようになってしまうのです。


【質問 No. 22217】 whether 節内の文構造について さく 2023-06-25 14:50:40
 質問させていただきます。

 This allows the plates to be recorded one by one, with information such as which items moved down the lanes, for how long, and whether they were sold or disposed of.

 上記の英文中、whether 節について、私の解釈で間違っているところを教えて頂きたいです。

@ whether は「接続詞」だから、後に続く文は完全文である。
A 他動詞 dispose は、「配置する」という意味である事、直後に、前置詞 of がある事の2点により、自動詞として使われている。
B 自動詞+前置詞は、後に目的語を置きたいから作るものであり、「自動詞+前置詞=他動詞」と解釈する。

 以上、3つのように考えると、disposed of の後に「目的語」がないと、完全文にならないと思うのですが、どこが間違っているでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「これ(機械)により、お皿を一つ一つ記録することが可能となり、例えば、どのお皿がレーンを流れ、どれくらいの時間が経ち、それらが売れたのか、廃棄されたのか、などについての記録を残すことができるようになる」ということで、どうやら、回転寿司店の進化した機械の説明のように思われます。

@ whether は「接続詞」なので、後に続く文は「完全文」となる、というのは正しいです。
A dispose of ~ で「~ を処分(廃棄)する」という「句動詞」となり、「他動詞」の働きをします。get rid of ~ や、take care of ~ 、be proud of ~ の仲間と考えられます。したがって、ここでは、be disposed of で「処分される」という「受動態」となっているのです。
B dispose of ~ 全体で、「他動詞扱い」となります。この文では、be disposed of で「受身」になっており、be discarded という「受動態」と同じ意味を表しています。



【質問 No. 22216】 英文の構造について(再度) アンアン 2023-06-25 14:06:59
 「質問 No. 22215」についてですが、もう少し調べたところ、古文体では、who=he who の意味で、先行詞を含む関係代名詞として使われた例があるとのことでした。

 It's never too late to be who you might have been.

は、昔の本に出てくる文なので、who=him who と考えられるので、正しいと言うことでよさそうですね。自己完結してしまっているみたいですが、少し不安ですので、コメントお願いいたします。

 また、大学入試の英作文で、この文を書くと、正解になるのか、不正解になるのかも、教えていただけると有難いです。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 すでにお答えした通りですが、調べてみれば、何のことはない、「古語」だったわけですね。このように、古い時代の英語を読んでいると、現代英語とは異なる用法が出てくるものです。

 ところで、大学入試などにおいて、この種の古語を、そのまま出題してもよいものか、出題者たちの悩みの種となります。一般に、面白い内容のものを発見した場合でも、現代英語しか習っていないはずの受験生を悩ませるような問題は、不適切と言わざるを得ません。そこは、問題作成委員会において、議論を尽くし、落ち度のないように、気をつけているはずです。ですから、あまり心配しなくてもよい、と思います。



【質問 No. 22215】 英文の構造について アンアン 2023-06-25 13:52:29
 いつも、ありがとうございます。ある大学受験塾の講師が、George Eliot の言葉の引用として、次の文を取り上げ、意味を解説していました。

 It's never too late to be who you might have been.

 意味は分かりますが、who の用法に違和感を感じます。正しくは、what ではないか、と思うのですが、これならwhat=a person who のように考えられるので、全く問題なく理解できます。

 Eliot の文が、It's never too late to be what you might have been. であったとしても、塾講師がアレンジして、(或いは、勘違いして?) who に変えたと思われる上記の文は、文法的に正しいのか、正しいとすれば、どういう説明になるのか、教えていただけると、有難いです。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「あなたがなれたかもしれない人になるのに、遅すぎることはない」ということで、この場合の who は、おっしゃる通り、現代英語では“舌足らず”に響きます。実は、イギリスの女流作家(1819-1880)である George Eliot は、19世紀に活躍した作家なので、使う英語も、やや古めかしい英語だったのです。現代英語に直すと、この who は、one who ... 「... する人」という風に、what と同じく、先行詞を含む関係代名詞でもあったのです。

 



【質問 No. 22214】 動名詞? ボケ防止老人 2023-06-25 13:24:33
 いつも、ありがとうごさいます。「ビジネス英語」(2023.6.21)(水)に、次の文があります。

 That way, people will start talking to you without you having to find someone to talk to.
 「そうすれば、自分から話し相手を探さなくても、あなたに話しかけてくるようになるでしょう」

 質問は、without you having to についてです。having としている理由が、理解できません。和訳からすると、have で、十分と思います。前置詞 without との関係等があるのでしょうか? 細部について、教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の without <you> having to find someone to talk to における you とは、having の「意味上の主語」で、「あなたが、話し相手をさがなくても」という意味になります。この場合、you は without の目的語になっていますが、having to の「意味上の主語」でもあることから、without <your having to ...> という風に、「所有格」の your とすることも可能なのです。同じような「付帯状況」を表す構文の例を挙げますと、I can't see <with you being in front of me>. 「あなたが、私の前にいるので、見えません」などがあります。

 なお、ご質問の英文を、without you have to find someone としてもよいのでは、とおっしゃっていますが、without は「前置詞」であって、「接続詞」ではないので、通常の文の you have to find someone と続けることはできないのです。どうしても、without <you having to talk to someone> としなければ、ならないのです。



【質問 No. 22213】 If の使い方について よしこ 2023-06-25 12:59:46
 いつも、ありがとうございます。If の使い方で、質問があります。

1. I will go shopping if it <has stopped> raining by this afternoon.

 この場合、if節の中身は現在形にはなりませんが、下記の文章は、文法に間違いはないでしょうか?

2. I will go shopping if it <stops> raining tomorrow.

 by this afternoon のような、期間を限定していないから、OKと、とらえているのですが、間違えていたら、教えてください。

 宜しくお願い致します。


【回答】
1. の意味は「私は、今日の午後までに、雨が止んでいたら、買い物に行くつもりです」ということで、has stopped は「現在完了形」ですが、ここでは、「未来完了形」の意味で使われているのです。それは、ご存知のように、if 節や、when 節の中では、未来のことでも、現在形を用いる、というルールによるものです。

2. は、「私は、明日、雨が止めば、買い物に行くつもりです」という意味で、ここでは、if it will stop raining とすべきところを、1. の場合と同じように、未来形の代わりに、現在形が使われているのですが、この場合は、「現在完了形」にする必要はないので、間違いはありません。



【質問 No. 22211】 定冠詞の、要・不要について Cave Factory 2023-06-25 05:58:57
 初めまして。私は、シンガーソングライターです。秋に開催するコンサートのタイトルを、「隣人の役割」という意味の英語にしたいのですが、

1. Role of neighbors
2. The role of neighbors

のうち、どちらが、タイトルとして相応しいでしょうか? よろしくお願い致します。


【回答】
 正式の文章に中で使う場合は、2. の the role of neighbors が正しいのですが、歌や記事のタイトルとして使う場合は、定冠詞の the はつけないのが一般的です。ただ、その場合は、Role of Neighbors という風に、全ての名詞を、大文字で書くのが普通です。


【質問 No. 22210】 英文の読解について Mana 2023-06-25 05:46:00
 「TED Talks ED」を見ながら、英語を勉強しています。「うつ病って何?」、という動画で、以下の文章が出てきました。

 They shouldn’t expect themselves to just get over it any more than they could will themselves to get over a broken arm.

 一つ一つの単語は理解できるものの、文章になると、could の後に will がくるなど、構文的に理解ができません。解説をお願いできますでしょうか。どうぞ宜しくお願いします。




【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼らが、それ(うつ病)が治ることを期待できないのは、腕の骨折を、意志の力で治すことができないのと同じなのです」ということで、この文章には、いわゆる「鯨構文」と呼ばれたりする構文(A whale is <no more> a fish <than> a horse is (a fish).「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」)になっているのです。また、could の後の will は「意志の力を発揮する」という意味の動詞なのです。


【質問 No. 22209】 現在形と現在完了形について よしこ 2023-06-25 05:27:58
 いつも、ありがとうございます。

 「hear, forget, find, understand などの動詞は、現在形で現在完了形の意味を表すことができる」、と文法書に記載があります。ですが、have heard として、現在完了形で表記しても、文法的には正しい、と認識しても良いのでしょうか?

 宜しく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の動詞は、その時その時の動作を表すというより、「聞いている、忘れている、わかっている、理解している」といったように、現在の認識(認知)状態を表す時に使われるので、「現在完了形」にする必要がないわけです。ですから、I hear you're leaving for America soon. と言えば、「もうすぐ、アメリカに出発されるそうですね」という意味になり、Do you understand? と言えば、「わかりましたか?」というような意味になるので、すでに現在完了形の内容を表しているのです。ただし、「私は、財布がなくなっているのに気づいた」というような場合には、I <found> my wallet <had gone>. のように、過去や過去完了形を使います。


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