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【質問 No. 21891】 所有格について nye 2023-05-07 18:11:44
 This is <richard's>(→Richard's) pen.

という文章は、pen の前に、a や the のような冠詞を付けるのでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「これは、リチャードのペンです」ということですが、Richard's という「所有格」が名詞の前に来た場合には、a や、the などの「冠詞」は、付きません。その理由は、名詞の所有格も、冠詞も、名詞を限定する働きをする、同じ「限定詞」なので、同じ名詞に、限定詞を重ねてつけることはできないからです。それは、あたかも、将棋の中で、歩を二つ同じ縦のラインに用いることが許されないのと、よく似ています。


【質問 No. 21890】 論文で出てくるフレーズについて ak 2023-05-07 12:30:11
 前回は、ご回答いただき、ありがとうございました。今回も、論文に関する質問で、マッチングアプリについての論文になります。

 “meet up with persons” と、“make contact with matches” と、“respond to conversations in dating apps”の違いがわからなかったので、教えていただきたいです。

 よろしくお願いします。


【回答】
 meet up with persons とは「人と、落ち合う、偶然出会う」といった意味で、make contact with matches とは「マッチした相手とコンタクトを取る」ということで、respond to conversations in dating apps とは「デートアプリで、会話に反応する」という意味です。


【質問 No. 21889】 you と they について tajima 2023-05-07 12:23:34
 <will>(→Will) everyone just check their bags to see if they have <it>(→ it?)

 こちらの文なのですが、なぜ、you じゃなくて、they なのでしょうか?

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「皆さん、自分のバッグをチェックして、それが皆さんのバッグの中に、入っているかどうか、調べてください」ということで、一般の人に問いかける場合には、通常、おっしゃるように、you が普通ですが、they を使うこともある、という例として覚えておいてください。恐らく、you を使うか、they を使うかは、状況とか、発話者の口癖なども関係していると思われます。


【質問 No. 21888】 和訳について ahead 2023-05-07 10:14:45
 いつも、お世話になってます。

 <if>(→If) you can't keep your kid in <linet>(→line) then do us all a favor.

 do us all favor とは、ここでは、どう訳せば良いのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「もし、あなたが、自分の子供を行儀良くさせていることができないなら、私たち全員の願いを聞いてください」ということで、do us a favor とは、「私たちに、恩恵を、ください」ということから、「私たちの願いを聞いてください」という意味になるのです。おそらく、その人の子供が、余りにもうるさくするので、それをやめさせてください、とお願いしている文章と思われます。


【質問 No. 21887】 話法について 水戸黄門 2023-05-07 06:38:11
 「私はトムに、宿題をした方がいいよと言った」を、間接話法で表現する場合、下記のどちらが、正しいでしょうか。

1. I told Tom that he should do his homework.
2. I told Tom to do his homework.

 何卒、宜しくお願い致します。


【回答】
 どちらも、同じ意味になっていますが、文の形式としては、1. の表現が「間接話法」の文で、2. は、間接話法とは言えない、全く構造の異なった表現になっています。内容としては同じでも、文構造が異なる、2つの文ということになります。


【質問 No. 21886】 形容詞用法の分詞と不定詞の違いについて Otani 2023-05-07 06:31:18
 ご回答ありがとうございました。その中で、一つ理由がわからないことがあり、再度質問させて下さい。

私の問:
5. It is important to control the number of people entering a park by charging a fee.
 entering を不定詞の形容詞用法で代用することは可能ですか。

先生の答え:
5. の意味は「入場料を課すことによって、公園に入る人々の数を管理することが、重要です」ということで、entering を to enter とすることは、できません。

 今回の質問は、分詞 entering を、不定詞to enter の形容詞用法で代用できないのは、何故ですか。名詞を修飾するという同じ働きをするのに、どのように役割が違うのでしょうか。

 何度もすいませんが、ご回答を、お願い申し上げます。


【回答】
 おっしゃる通り、分詞にも、不定詞にも、名詞を後ろから修飾する「形容詞用法」がありますが、その違いはとても微妙で、なかなかうまく説明ができないのです。その辺は、長年英語と接してきた経験から、判断して、これら両者の交換はできない、とお答えしたわけです。英語に長く接していると、ネーティブに近い“語感”のようなものが生まれてくるものなのです。即座に理屈では説明できなくても、成否の判断の元となる“勘”が働くものなのです。

 折角の再質問ですので、もう少し詳しく説明しますと、分詞が形容詞として使われる場合は、例えば、children <playing in the park> 「公園で遊んでいる子どもたち」、a teacher <standing before the blackboard> 「黒板の前に立っている先生」などのように使われますが、これらの例は、children <who are> playing in the park, a teacher <who is> standing before the blackboard. という風に、関係代名詞を使って置き換えることができます。

 一方、不定詞が、後ろから名詞を修飾する場合の例としては、I have nothing <to do> this afternoon. 「今日の午後は、することがありません」、I need someone <to help me>. 「私は、私を助けてくれる人が必要だ」などの例があります。これらの例を書き換えると、I have nothing <which I have to do> this afternoon. や、I need someone <who will help me>. などのように書き換えることができます。

 では、これらの「分詞」と「不定詞」の違いは何か、と言えば、非常に似てはいますが、分詞の場合は、現時点で、何かの動作が行われていることが暗示されており、不定詞の場合は、これから何かが起こることが示唆された表現になっていることがわかります。そこで、people <entering a park> は、「現在、公園に入りつつある人々」となり、people <to enter a park> では、「これから、公園に入るべき人々」ということで、似てはいますが、このような状況下での話としては、people <entering a park> の方が、場面に合った表現になることが、勘でわかるのです。なお、不定詞でも可能では、という疑問が湧くかもしれませんが、もう少し勉強を続けていくうちに、私の言うことが、おわかりいただけると、信じています。



【質問 No. 21885】 As historian Robert Lee puts it, について zoro 2023-05-06 15:29:19
 先生、前回のご回答ありがとうございました。本日は The Real Cost of the Louisiana Purchase からの質問を、よろしくお願い致します。

 As historian Robert Lee puts it, "The Louisiana Purchase remains an unbelievable steal. But not of the type we’ve been taught. The land came cheap because of how little the United States paid the people who lived here long before the French laid claim to it.”

(私訳)「歴史学者のRobert Lee氏はそれを強調する。"Louisiana Purchase は、信じがたい掘り出し物だ。しかしながら、私達が教えられたタイプの掘り出し物ではない。その土地が安くなったのは、フランス人がそれに対して主張をする前に、アメリカ合衆国がここに住んでいた人達に払う額が少な過ぎたためである」

 how little の部分は、「感嘆詞」になっているのですか?「どれだけ少ない額をアメリカ合衆国が払ったか」とすると、おかしくなってしまいます。

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「歴史家の Robert Lee が述べているように、『ルイジアナ買収は、信じられないほどの格安買収として、今なお記憶されている。しかし、それは、私たちが(学校で)教えられたようなタイプの格安買収ではなかったのだ。あの(広大な)土地が安く買えた理由は、フランス政府がこの土地の所有権を主張するずっと前から、ここに住んでいた(アメリカインディアンの)人々に対して、アメリカ合衆国政府が、いかに少ない支払いをしたか、そのためなのであった』と言われている」ということで、how little the U.S. paid the people とは「米国政府が、いかに少なくこれらの人々に支払ったか(その金額のせいなのである)」ということで、how little のところは、おっしゃる通り、間接的な感嘆文となっているのです。少しもおかしいところは、ないと思います。

 今回は、かなり英語の真意に近づきましたが、イマイチというところが、見かけられます。



【質問 No. 21884】 Just past this is ~ の構文について T_Y 2023-05-06 13:08:33
 毎度、お世話になります。

 Just past this is the door to the guest room.

 この文は、Just past this で、ひとかたまりとなっている、倒置の文でしょうか? 主語は door で、「客間への扉は、ちょうど、ここを過ぎた所だ」ということでしょうか? それとも Just past は副詞的な働きをしているのでしょうか?

 以上、宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「ここをちょっと通り過ぎたところに、客間に通じるドアがあります」ということで、Just past this という「副詞句」が、文頭に出たために、[the door to the guest room](S) is(V) [just past this](M) の S V が V S と、逆転した「倒置文」なのです。


【質問 No. 21883】 和訳について 阿部 2023-05-06 10:35:24
A: Instead of going to the senior center, all you do is study sign language.
B: That's something I'm doing for myself, so that doesn't really count

 that doesn't really count は、どう訳せば、いいのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英会話文の意味は、次の通りです。

A: 「老人センターへ通う代わりに、あなたがしていることは、すべて手話を覚えることですね」
B: 「あれは、私が自分のためにしていることで、実は、それほど重要ではないんです」

 ご質問の that doesn't really count. とは「それは、実は、数の中には入らないことです」ということから、「あれは、それほど重要なことではありません」という意味になるのです。



【質問 No. 21882】 allow の用法について 香炉峰 2023-05-06 06:54:56
 いつも、丁寧な解説を頂き、感謝しております。今回の質問は、以下の文です。

 Please allow two months for the new address to become effective since we plan our mailings in advance.

 文中の the new address は、for を伴って to become efective: 不定詞の意味上の主語となりますでしょうか。つまり、「新しい住所が有効になるために(2か月余裕をみてください)」と理解してよろしいでしょうか。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「私たちは、事前の郵送を計画しているので、新しい住所が有効になるまで、2ヶ月かかることをご了承ください」ということで、for the new address to become effective とは、おっしゃる通り、「新しい住所が、有効になるために」という意味で、for the new address は、to become effective の「意味上の主語」となっているのです。


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