【質問 No. 21803】 関係代名詞の非制限用法について |
吉住 |
2023-04-26 18:39:56 |
関係代名詞についての質問です。参考書で、以下の @、A の英文を発見しました。
@ Olivia is a famous singer, with whom I have been friends for many years.
「オリビアは、有名な歌手だが、私は長年彼女と友人だ」
A My father, who is an office worker, is going to start his own business next year.
「父は、会社員だが、来年起業する予定だ」
B Olivia, who is a famous singer, has been friends with me for many years.
C My father is an office worker, who is going to start his own business next year.
@ と A の英文にぐいて、それぞれ気になったことがあります。@ を B の英文に、A を C の英文に、同じ意味で書き換えることはできますでしょうか。細かいニュアンスの違いなどがありましたら、教授いただけると幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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【回答】
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@ の文の主節は、Olivia is a famous singer で、with whom 以下は、一種の従属節で、主節に付随した内容を加えた節になり、主節に対して、「付加的内容」を意味します。
A の who is an office worker の部分は、My father の修飾節で、その後の is going to start ... が、主節の述語となります。
ご質問は、これらの構造を持った文を、@ や、A のような、主従の関係を逆にした場合に、ニュアンスが変わるか、というものですが、上に述べたように、主客が転換されれば、その構造通りの意味合いが生まれ、ニュアンスも変わってきます。そのニュアンスとは、@ と、A について述べたことの、裏返しになるわけで、主従の関係が逆転するのです。話者が、何を訴えたいか、が変わってくるのです。
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