Language Service Associates Present

キーワード
19205 件が登録されています。 [751-760] を表示

【質問 No. 24992】 「間接疑問」について」(追加質問) ab 2024-06-16 04:58:27
 先ほどは、ご説明を、ありがとうございました。私はてっきり、主節などで、間接的に疑問を表しているものだけが、「間接疑問」と呼ばれているのかと、思っていました。ですが、元々、疑問文の形であった物が、名詞節に変わり、文に組み込まれることを、総称して「間接疑問」と呼ぶのですね。
 
 それでは、追加の質問なのですが、以下の3文の名詞節は、間接疑問の形になっているのでしょうか?

1. They are who they are. → 間接疑問の "Who S V" が<同格節>(→補語節)として働く。
2. The messages of how you feel are not reliable. →間接疑問の "How S V" が<形容詞節>(→同格節)として働く。
3. Why China is winning the EV war. →文ではないが、節全体は、間接疑問の形で、元々 "Why is <china>(→China) winning the EV war?" <という疑問文が、名詞節化したもの>


【回答】
 「間接疑問」という言葉の意味を、納得して理解していただき、嬉しいです。追加された例文は、とても貴重なもので、ありがたいです。ただ、間接疑問の “機能” について、誤解がありましたので、各例文の後に、訂正を入れさせていただきましたので、ご覧ください。なお、列挙していただいた例文の意味を、以下に、掲げておきます。

1. の意味は、「彼らは、(本当は)誰なのか、である」(直訳)ということですが、真意は、「彼らは、元々、そういう類(たぐい)の奴らなのだ」ということです。
2. の意味は、「あなたが、どう感じるか、についてのメッセージは、信頼できない」ということです。
3. の意味は、「何故、中国が、電気自動車競争に、勝利しているのか」、つまり、「中国が、電気自動車競争を、勝ち抜いている理由」ということです。



【質問 No. 24991】 -- not with ~ における、not の繰り返しについて T_Y 2024-06-15 19:02:13
 毎度、お世話になっております。

 But it's not all roses -- not with digging foxholes and piling up sandbags and crap.
 「良いことばかりではない、特に、塹壕を掘ったり、砂袋を積んだりなどがあるから(バラ色ではない)」

 上文における not with の not は、訳し方を間違えそうですが、結局この not は all roses を否定するもの、と考えてよいのでしょうか? この not の用法は、何か名称があるのでしょうか?

 以上、宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の not は、前文の否定を繰り返す否定語で、ご質問の英文の場合は、But it's not all roses -- (it's ) not (all roses) with digging foxholes and piling up sandbags and crap. と補うことが可能で、あえて文字通りに訳すと、「でも、全てが薔薇色というわけにはいかない -- 特に、塹壕を掘ったり、土嚢やどうでもいいものを積み上げる仕事では、薔薇色というわけにはいかない」となりますが、前の文をただ繰り返すのは、冗長になるので、それを避けるために、not だけを繰り返すわけです。この not の用法は、何か名称があるか、とのお尋ねですが、「前文の否定を、繰り返すための not」とでも呼ぶ以外に、適切な名称があるとは思えません。


【質問 No. 24990】 Everyone who viewed it, though, was について zoro 2024-06-15 16:44:10
 前回のご回答、ありがとうございました。昨日の文章から、質問があります。

 Everyone who viewed it, though, was aware that the Cuban Missile Crisis had brought the world to the brink of nuclear apocalypse just two years before, and Goldwater was widely perceived as a radical and perhaps reckless politician with the potential to unleash a nuclear holocaust if elected.

(私訳)「しかしながら、それ(デイジーコマーシャル)を見た全員が、キューバ危機が、世界を、ちょうど2年前に、核の黙示録の瀬戸際へ連れ出し、Goldwater が、もし当選した際には、核の大惨事を解き放つ可能性を持つ、過激で、恐らく、無謀な政治家として、広く認識されていることに、気がついていた」
 
 be aware that の that とは、厳密に言えば、「何の that」となるのでしょうか?

 よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「とは言え、それを見た人は、皆、ほんの2年前に、キューバ危機が、核による大惨事の瀬戸際に導いたことを知っており、ゴールドウオーター氏は、もしも選出されたなら、恐らく、核による大虐殺を起こす可能性を秘めた、急進的で、無謀な政治家として、広く知られていた」ということで、ご質問の be aware that ... とは、be aware (of the fact) that ... 「... という事実に気づいている」という表現の、カッコが省略されてできた構文なのです。be aware が、まるで、他動詞のような働きをしているのです。そう言えば、I <am glad/happy/sorry that ... という構文と同じものなのです。


【質問 No. 24989】 「間接疑問」という言葉について ab 2024-06-15 14:37:18
 こんにちは、「間接疑問」という言葉の曖昧さについて、ご質問があります。

 英文法書に、「間接疑問」とは、疑問詞、又は、if [whether]で始まる名詞節で、"疑問"を表すもの、とありました。ですが、同じ文法書に、"I know where he is from."も間接疑問であると、書いてあったのですが、これは疑問を表していません。"Please tell me if [whether] S V." や "Do you know where S V?"などであれば、一目見て、これらが、疑問を表していると、わかるのですが、なぜ、"I know where SV." のような、ただの肯定文も、「間接疑問」と呼ばれているのでしょうか? 「間接疑問」とは別に、「疑問詞の名詞節」などと呼ばれるべきでは、ないのでしょうか?


【回答】
 ご質問の「間接疑問」(Indirect Question)とは、「平叙文」の中に、「疑問文」が “取り込まれた” 複文で、ご質問の I know where he is from. という文章は、Where is he from? 「彼は、どこの出身ですか?」という疑問文が、I know that. という文章の中に、Enbedding という「変形操作」によって、“埋め込まれた” ものでなので、where he is from の部分は、「間接疑問文」の “変形” と呼ばれるのです。ですから、「間接疑問」とは、平叙文の中に、埋め込まれたもの、という意味で、「間接疑問」と呼ぶ習慣が生まれた、ということなのです。


【質問 No. 24988】 [前置詞+関係代名詞]の構文について 平野眞次 2024-06-15 12:04:52
 お世話様です。以下は、青山学院大学の入試問題(2014年)からです。

 Here is something (     )to wipe your mouth.
 (A) that  (B) which  (C) with which (D) with that

 同じ関係代名詞でありながら、with which とは言えるのに、with that と言えないのは、なぜでしょうか?

 いつも、本当に、ありがとう御座います。今回も、何卒よろしく、お願いします。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ここに、あなたの口を拭うためのもの、があります」ということを意図したもので、カッコには、with which 「それを使って」という「前置詞+関係代名詞」が、入ることになります。ご質問は、that も関係代名詞なのに、何故、with that とは言えないのか、というものですが、関係代名詞 that には、前置詞をつけてはいけないことになっているので、正解は、with which となるのです。


【質問 No. 24987】 so that の構文について 美波佐知子 2024-06-15 11:50:33
 おはようございます。いつも、ありがとうございます。

 This is so they can offer excellent service.
 テキスト訳: 「これは、優れたサービスを、提供できるようにするためだ」

 この文は、so that ~ で、「~ するために」の that が、省略されたものなのか、と思いました。しかし、so that ~ なら、「S V so that S can V」となるはずだ、と思います。

 この文は、本当に、「S V < so that S can V >」で、<...>が、C (補語)なのでしょうか? こんな使い方もあるのでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、テキストにある通りで、詳しくは、This is (done) so (that) they can offer excellent service. のカッコを省略したものなのです。もし、このように、カッコを補うと、This(S) is(V) done(C) [so that they can offer excellent service](M). という構文で、so that の節は、「副詞節」となります。「補語」では、ありません。


【質問 No. 24986】 dozens はどれくらいか? 2024-06-15 05:45:04
 Record heat wave kills dozens in India.

 dozens は、何人くらいを指しますか? Tens of thousands と、どちらが多いですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「記録的な熱波で、インドでは、数十人が死んだ」ということで、a dozen of eggs と言えば、「12個の卵」という意味ですが、ご質問の英文のように、ただ単に、dozens (of people) と言うと、「何人もの人々」という、漠然とした意味になるのです。なお、tens of thousands と言えば、「何十万人(という数)」という意味になるので、dozens of people とは、比較のできない、多くの人々を指します。


【質問 No. 24985】 simply a noun について 香炉峰 2024-06-15 05:35:22
 いつも、丁寧な解説、ありがとうごいます。今回の質問は、次の英文についてです。

 The quality of the reviews is what makes City Dining magazine a worthwhile read rather than simply a collection of advertisements.

 上の文中、simply a collection of advertisements は、副詞の simply の後に、名詞句が続いていますが、これは、it is simply a collection of advertisements の it is を省略しているのでしょうか。それとも、他の考え方があるのでしょうか。ご教示いただけましたら、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「この雑誌のレビュー(広告文)の質の高さが、City Dining という雑誌を、単に広告の寄せ集めというよりも、読む価値のあるものとしているところなのです」ということで、simply は、おっしゃるように、「副詞」ですが、「ただ単に、広告の寄せ集め(というよりも)」といった意味で使われているのです。何かが省略されている、ということではありません。He is simply a school boy. と言えば、「彼は、単に、小学生にすぎない」という意味になるのと、同じことです。


【質問 No. 24984】 英文の解釈について zoro 2024-06-15 05:14:04
 先生、前回の質問へのご回答、ありがとうございました。本日は、The "Daisy Commercial" から、質問があります。

 The firm that created the Daisy commercial, however, believed that people voted mainly based on intuitive impressions, so to persuade the general public to elect Johnson, it played on the public dread of a nuclear holocaust that the ad invoked.

(私訳)「デイジーコマーシャルを作った企業は、しかしながら、 人々は主に、分かりやすい印象に基づいて、投票をすると信じていたため、一般大衆に、ジョンソンに投票をするように、説得をするために、その広告が引き起こした、大惨事の公衆の恐怖を、使った」

 played on を、通り良く、訳すことができません。先生の、訳を教えて下さい。
 
 よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「しかし、デージーのコマーシャルを制作した会社は、人々は、主に、直感的な印象に基づいて投票すると信じていたため、ジョンソンを選出するよう、一般大衆を説得するために、広告が呼び起こした、核による大惨事に対する国民の恐怖を利用した」ということで、ご質問の it played on the public dread of a nuclear holocaust とは、「それ(その広告)は、核による大惨事に対する国民の恐怖を、一般大衆に<呼び起こした>」ということです。


【質問 No. 24983】 文構造について はやと 2024-06-15 04:42:34
 A fight broke out between the brothers over who would become the next emperor.

 この文の構造について、質問です。

 over は「前置詞」で、「に関して」という意味、
 who would become the next emperor は、「間接疑問文」(名詞節)で、「誰が、次の皇帝になるだろう」という意味で、would は、主節が過去形なので、「時制の一致」で、will が would になったもの。
 全体で、「誰が、次の皇帝になるかに関して、兄弟の間で、争いが勃発した」

 以上の理解で、正しいでしょうか?


【回答】
 正に、その通りで、私の方から、付け加えることもありません。


前の 10 件    次の 10 件